商店街の街路灯
環境にやさしいタイプにリニューアル
下高井戸商店街では、街路灯を新しいタイプに切り替えました。(平成21年3月にリニューアル)
- 【特徴】
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新街路灯はインバーターの蛍光灯、フットライトはLEDライト使用し、災害非常時にはソーラーパネルを利用し蓄電器を備え停電には常備点灯する省エネルギー型のものです。
従来の水銀灯に比べ、消費電力を抑え、CO2を41%削減しました。商店街の街路灯全116基が1年間に排出する量は、従来の街路灯(113基)に比べ樹齢80年のスギ1,553本分削減に相当します。(NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)、林野庁資料による算出)
※この街路灯は下高井戸商店街振興組合の組合員の会費により、維持管理されています。
- 1) 街路灯建替えの目的
- 街路灯は老朽化が進み支柱の根本のぐらつきカバーガラスの破損など、その都度補修してきたが、防災上の問題と維持管理費が掛かる。また、商店街の中にある松沢小学校の建替え(平成21年3月末完成予定)にあわせてこれを期に、老朽化した街路灯を一新しました。
旧街路灯は、ブロック毎に独自に建てデザインも異なっていましが、これを機会に街路灯デザインを同じにし、商店街の統一化を図り景観上も良くなり商店街としてのイメージも向上しました。
街路灯建替えに伴い、街路灯委員会を発足し社会的問題になっている地球温暖化、環境問題(CO2削減)を考え、「環境にやさしい」をコンセプトにして、幾度か会議を開き検討した結果、照明にはインバターの蛍光灯(57ワット)、足元(フットライト)には、LED球(5ワット)を点けました。
また、商店街のエリアにある松沢小学校は避難所にもなっているため、非常時(停電)には、ソーラーシステムを利用した蓄電池を備えフットライト1ワット(0.5ワット×2)が点灯し防災用にも対応しました。
当商店街では「環境にやさしい」・「安全で安心な街」として、活気ある商店街を演出しました。 - 2) 街路灯設備各種
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- 街路灯
- コンパクト蛍光灯及び電子安定器(57ワット×3)
- フットライトLED(1ワット×4 内非常用として0.5ワット×2)
- ソーラーシステム
- 太陽電池(5.8ワット)
- コントローラ(充放電コントローラ、タイマー式)
- バッテリー(小型シール鉛蓄電池7.2Ah 12V)
- デジタルカレンダーで自動点灯、自動消灯
- シンボル灯
- 看板本体(LED 30ワット)
- 看板プレート部(LED 30ワット)
- 街路灯
- 3) 今後商店街としての環境の取組み
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商店街では、平成16年から環境問題に取組みノーレジ袋を推奨してきました。
平成19年4月より地域の方々にも環境問題の意識を高めていただく為に、「しもたかタッチ&エコ作戦」を実施しました。マイバックでお買い物をすると補助券1枚を進呈、5枚で1回抽選が出来、1等「しもたかスタンプ20枚」2等「しもたかスタンプ10枚」3等「しもたかスタンプ5枚」をプレゼントしています。
また、平成20年6月からパソコン用カートリッジ回収箱を置き、インクカートリッジをお持ち下さったお客様にも「しもたかタッチ&エコ作戦」の補助券を差し上げています。 街路灯建替えを機に、より環境問題の意識を高め商店街として組合員及び地域の方々にも啓発し、身近から出来るゴミの削減、駅周辺の緑化運動や、商店街での年2回の花鉢の植え替え等も行っています。また、年4回「駅周辺クリーン大作戦」と名を謳って、駅周辺の掃除を行っております。